長谷川智彩

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長谷川智彩——仏像彩色の中でも最も高度な技、截金(きりかね)の匠である。金箔を何枚も重ね、毛髪ほどの極細に切って貼付けて文様を描き出す。下書きは一切しない。姿勢を崩さず正確に迷いなく筆を動かす。その眼差しが見据える先には、煌めく光を放つ静謐な美しい世界が広がる——。
 1969年3月、京都生まれ。銅駝美術工芸高校在学中に大仏師・松本明慶氏に出逢い、仏師の仕事の一つ彩色・截金に魅せられる。卒業後、松本工房にて修業に明け暮れ、7年の修行の後、独立を許され工房『智彩堂』を構える。その後も明慶師の手になる仏像の彩色を一手に任され、卓越した截金の技巧はTVの特集番組などマスコミで度々紹介され反響を呼ぶ。